iDoRuGiの小説黙示録

オリジナル小説を作成中につき、興味があったら気軽に見て欲しいのである!!

初めに、ご挨拶をしないといけませんね。

ハッハッハッ! 初めまして! 我輩がiDoRuGi(イドゥルギ)だ。 どうぞよろしくお願いしたい。 このブログでは主に小説をアップしたり、 その小説の設定を書いていこうかと考えているのだ。 初心者なので、途中で若干方向性が変わるかもしれないのだが、 大…

4.豚紛いの噂に黒染めの噂、その真相を書き連ねしは好奇心

ある、研究員の著書。 report‐No.●【夜王(仮称)の存在】前編 私は、知人の頼みによりとある事件の全容の糸口を探ってほしいとお願いされた。勿論、最初は断った。僕は調査員であって警察でも探偵でもないと。しかし、彼女が言った一言で興味を持った。今で…

3.夜に黒く、月影に瞬く

彼女は感じた温もりを探すも、混沌に蝕まれたままでは焦点すら定まらない。感覚だけが頼りだった彼女の意識が唐突に覚醒する。 (其方のコトバ、僭越ながら此方が確と受け止めた。然らば、万事任せるがよい) 今までの、汚らしい話し方と異なる優しく堂々た…

2.秘かに囁かれる噂

当時。一部の内容が公にされず、造られた内容で出回った事件がある。 遺族が語った内容は世間には受け入れられず、奇異の目で見られたようだ。 それもそのはず、幾人かの人間が生身のまま廃人と化したと言う事件だ。聞いた限り可笑しな事件だと思うのだが、…

1.人の趣味を馬鹿にするなら、初めから聞かないでよ。

今、僕の中で興味の中心にあるのは【呪物】だ。呪いと言う見えない意志とはまた異なり、何かしらの物体にその不可視な意思が宿った物。 太古から様々な曰く憑きの代物が存在しているのを知っているだろうか。安易に思い浮かぶとすれば、大抵が武器の類だろう…

prologue1‐2【スピリチュアル系女子の気配は霧の様】

サークルメンバーと言っていいのかはわからないが、僕以外にもここに来る人がいる。「遅いわ……待ちくたびれたの。でも、いいわ。今日も観察させてもらうから……」噂をすれば影、唐突に声を掛けられて僕の蚤の心臓が跳ね上がる。気を抜いていたら今頃、乙女の…

prologue1‐1【非化学はオカルトではないよ】

「昨夜、未明。波森重工株式会社の代表取締役社長である、波森 善哉氏(67歳)男性が遺体となった状態で発見されました」 「波森氏は以前から消息不明で捜索中でしたが、今回も前回に引き続き特定の部位を損傷していたとのことでした。そのため、今回の事件も…

寡黙な鈍鉄と狂騒たる純鉄

【 本 編 目 次 】 prologue1‐1【非化学はオカルトではないよ】 - iDoRuGiの小説黙示録 prologue1‐2【スピリチュアル系女子の気配は霧の様】 - iDoRuGiの小説黙示録 1.人の趣味を馬鹿にするなら、初めから聞かないでよ。 - iDoRuGiの小説黙示録 2.秘かに…